光造形

 

光造形とは?

       近年、製造業の設計分野で普及が著しい3次元CADですが、設計したものを
       実際に手にとるには試作品が必要となります。
       そこで、3次元CADのデータを利用し紫外線硬化性樹脂と組み合わせた
       試作方法が光造形です。

       設計者の方々に高精度・短納期で試作品をお届けする事で、
       新製品開発のお手伝いをさせていただいております。
    

 

光造形品用途例

  • 形状確認

  • 機能確認

  • 真空注型、鋳造等マスターモデル

  • 営業、展示用サンプル

 

工程概要

  1. 3次元CADにて立体モデルデータを作成し、それを薄い層の断面体(0.1 or 0.2mm)にスライスします。

  2. スライスした各層をチェックし、不都合があれば修正します。

  3. モデルの支持体(サポート)を作成します。

  4. 造型機は紫外線で硬化する液状の樹脂をタンク内にもっており、その中にあるエレベータが上下します。

  5. エレベータ表面にスライスした層を紫外線レーザで描画し、断面を硬化させます。

  6. 一層描画し終わると、エレベータが積層ピッチ分(0.1or 0.2mm)降下し、待機します。

  7. 続いて次の層を描画し、以後この繰り返しで積層していき、3次元モデルを形成します。

  8. 造形が終了したらエレベータを上げて取出し、後処理を行います。

  9. 完成。

    *造形物の利用方法により、表面処理、塗装等を行います。

 

造形用受け取り可能データ

     ・各種CADのSTLデータ

     ・CATIAの生データ

     ・Pro/Eの生データ

     ・各種IGES(若干工数要)

          


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